【10月17日 AFP】サッカーU20W杯2009(U-20 World Cup 2009)決勝、ガーナ対ブラジル。試合は0-0で前後半90分を終えて延長戦でも決着がつかず、迎えたペナルティーキック(PK)戦をガーナが4-3で制し、アフリカ勢初の優勝を飾った。

 前半にダニエル・アドゥ(Daniel Addo)が退場処分となり、数的不利の中で120分間を果敢に戦ったガーナは、最後はエマニュエル・アギェマン・バドゥ(Emmanuel Agyemang-Badu)が決勝のPKを決め、ブラジルの5度目の優勝を阻んだ。

 同日行なわれた3位決定戦ではハンガリーとコスタリカが対戦し、ハンガリーが1-1で迎えたPK戦を2-0で制した。

 後半36分にマルコス・ウレナ(Marcos Urena)の得点でコスタリカが試合の均衡を破ったが、ハンガリーは同ロスタイムにブラディミル・コマン(Vladimir Koman)のPKで同点に追いつくと、PK戦ではゴールキーパー(GK)ペーテル・グラーチ(Peter Gulacsi)が3本をセーブする活躍を見せ、3位の座を確保した。(c)AFP