【10月3日 AFP】スウェーデンサッカー協会(Svenska Fotbollforbundet、以下SvFF)は2日、同国1部リーグの試合で自陣のゴールマウスを狭めようとしている場面がテレビカメラに撮影されたIFKイエーテボリ(IFK Gothenburg)のゴールキーパー(GK)キム・クリステンセン(Kim Christensen)に対し、制裁を科さないと発表した。

 SvFFの懲罰委員は、「審判は何の過失も記録しておらず、この件はレッドカードではなくイエローカード(警告)に値するだろう。よって、懲罰委員会は制裁措置を科さない」と声明を発表している。

 9月23日に行われたエレブロSK(Orebro SK)戦開始前にデンマーク人選手のクリステンセンは、固定されていないゴールポストを蹴ってポストの位置を数センチ内側に狭めた。主審は試合開始30分後に、エレブロSKの選手からゴールポストの位置がずれていると申告を受けている。また、クリステンセン自身も同じような形でゴールポストをずらしたのは今回が初めてではないと認めている。

 IFKイエーテボリは現在リーグ戦で2位につけており、残り5試合で首位のAIKソルナ(AIK Solna)とは勝ち点差3となっている。(c)AFP

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