【6月16日 AFP】(写真追加、記事更新)コンフェデレーションズカップ2009(Confederations Cup 2009)1次リーグB組、米国対イタリア。試合はイタリアが3-1で米国を下した。

 サッカー06W杯王者イタリアが、退場者を出して数的不利となった米国から逆転勝利を収めた。

 イタリアは、ランドン・ドノバン(Landon Donovan)にペナルティーキック(PK)を決められて先制を許したが、後半にジュゼッペ・ロッシ(Giuseppe Rossi)とダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)の得点で逆転した。

 試合後に米国のボブ・ブラッドリー(Bob Bradley)監督は、前半にリカルド・クラーク(Ricardo Clark)がレッドカードで退場処分となったことが試合の行方を左右したとの見解を示し、「退場処分は厳しいように思えた。私はイエローカードだったと思う。長い間、数的不利の状態でプレーすることは困難だった」と話した。

 イタリアのマルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)監督は、「(ジュゼッペ)ロッシの得点は大きかった。彼がピッチに入ってすぐに得点を挙げてくれたことで、チームは大きく救われた」と話し、ジュゼッペ・ロッシの活躍を喜んだ。(c)AFP/Nick Reeves