【2月12日 AFP】(一部訂正、写真追加、記事更新)サッカー国際親善試合、フランス対アルゼンチン。試合は2-0でアルゼンチンが勝利した。前半41分にホナス・グティエレス(Jonas Gutierrez)のゴールで先制したアルゼンチンは、後半37分にリオネル・メッシ(Lionel Messi)のゴールで追加点を奪った。

 試合前にフランスのサポーターから誇大な賞賛を受けたのはディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)監督だったが、得点を記録し、巧みなパフォーマンスで話題をさらったのはメッシだった。

 先日、現役時代の1989年にイタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)からマルセイユ(Olympique de Marseille)への移籍が目前だったことを明かしたマラドーナ監督は、自国のレイモン・ドメネク(Raymond Domenech)監督に対しては極めて配慮を欠く、フランスのファンから熱狂的な歓迎を受けた。

 チケットが完売した6万人の観客の大半は、グティエレスとメッシにゴールを奪われ「アルビセレステ(アルゼンチン代表の愛称、スペイン語で白と空色)」に喫したフランスの敗戦を、当然の結果として認識しているだろう。(c)AFP/Pablo San Roman