【2月1日AFP】サッカーオーストラリア代表のピム・ファーベーク(Pim Verbeek)監督が、2月11日に行われる2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)アジア最終予選の日本戦で、警戒する人物として挙げた中村俊輔(Shunsuke Nakamura)については研究済みであることを明かした。

  スポーツニッポン(Sports Nippon)紙のインタビューに対し、ファーベーク監督は「DVDを使って中村を研究している。日本には良い選手が多くいるが、その中では中村が一番の驚異だ」と語り、さらに「彼(中村)を良く知る選手」から情報を得ていることも明かしている。同紙は、ファーベーク監督の情報源が中村と同じセルティック(Celtic)に所属するスコット・マクドナルド(Scott McDonald)であると記している。

 アジア最終予選で3試合を終えて3連勝を飾ったオーストラリアは、勝ち点9でグループAの首位に立ち、2位の日本に勝ち点差2をつけている。

 1月28日に行われた第15回アジアカップ(AFC Asian Cup 2011)最終予選、アウェーでのバーレーン戦を0-1で敗れた日本代表の岡田武史(Takeshi Okada)監督は、オーストラリア戦に向けて中村のほかに海外のクラブから4選手を招集している。(c)AFP