【1月29日 AFP】日本サッカー協会の犬飼基昭(Motoaki Inukai)会長は29日、2018年と22年のワールドカップ(W杯)の招致意思を示す「意思表明書」を国際サッカー連盟(FIFA)に送付したことを発表した。

 18年と22年のW杯招致を希望する国は、2月2日までにFIFAに意思を伝えることになっている。開催地の決定は2010年12月に行われる。これまでに開催意思を示している国は、オーストラリア、中国、イングランド、インドネシア、メキシコ、カタール、ロシアなどで、締め切りまでにベルギー、オランダ、ポルトガル、スペインも意思表明するとみられている。

 日本では東京都が2016年夏季五輪の招致に動いているが、犬飼会長は「ワールドカップの開催にはスタジアム拡充など大きな課題がある。それらを克服するには東京オリンピックの開催決定が重要。日本サッカー界としては、まずは東京五輪の招致に全力を挙げて協力していく」と談話を発表した。(c)AFP