【1月17日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)監督は16日、2008年のFIFA年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)に選出されたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)ではなく、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を世界最高の選手と評した。

 欧州でプレーする代表選手の視察を終えてアルゼンチンに帰国したマラドーナ監督は「世界最高の選手は明らかにメッシだ。私は26歳で世界最高の賞賛を得たが、メッシの年齢を見てごらん(メッシは弱冠21歳)。私は多くの時が経過してから栄冠を手にした。メッシがひたむきであり続ければ、どれだけ多くの栄冠を手にすることができるか考えてみてくれ」と語っている。

 また、マラドーナ監督は「私はクリスティアーノ・ロナウドに票を入れた。アルゼンチン人には投票できないからね」と話し、FIFA年間最優秀選手の投票で代表監督は自国の選手に投票しないことが習慣となっていることを明らかにしている。

 2008年にロナウドは、所属するマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でリーグ優勝と欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に貢献し、前週にFIFA年間最優秀選手に選出された。一方のメッシが所属するFCバルセロナ(FC Barcelona)は、2008年は無冠に終わっている。(c)AFP