【11月8日 AFP】スコットランド・プレミアリーグのセルティック(Celtic)に所属する中村俊輔(Shunsuke Nakamura)が、練習中に左膝を負傷したため19日に行われる2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)アジア最終予選のカタール戦に欠場する可能性があると報道された。

 日本代表の中村は、6日の練習中に左膝を強打しMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、8日に行われるマザーウェル(Motherwell)戦の欠場を決めたとスポーツニッポン(Sports Nippon)は報じている。

 スポーツニッポンによると、「ボールを蹴ると左膝の内側に痛みを感じる。土曜日(マザーウェル戦)は休むつもり」と語ったとのこと。

 また、医師による診断は8日以降とされているが、12日のキルマーノック(Kilmarnock)戦と16日のハミルトン・アカデミカルFC(Hamilton Accies FC)戦は欠場が濃厚と見られている。

 もし、カタール戦に間に合ったとしても3週間のブランクがある中村は「まだ診断結果が出ていないから、予選のことは分からない」と語ったとのこと。

 Jリーグの名古屋グランパス(Nagoya Grampus)に所属する日本代表の正ゴールキーパーの楢崎正剛(Seigo Narazaki)の足首の負傷による離脱に続き、中村までも欠場となると日本にとっては大打撃である。(c)AFP