【10月8日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)南米予選を控えるブラジル代表は、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するアレックス(Alex)とイタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)に所属するジュリオ・バプティスタ(Julio Baptista)が故障でチームを離脱したため、ドゥンガ(Dunga)監督はカカ(Kaka)が復帰を飾る12日のベネズエラ戦と15日のコロンビア戦に選手を追加招集することを余儀なくされた。

 ドゥンガ監督は両選手の代役としてドイツ・ブンデスリーガ1部のハンブルガーSV(Hamburger SV)に所属するアレックス・シウヴァ(Alex Silva)とカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)のインテルナシオナウ(Internacional)に所属するアレックス・メスキーニ(Alex Meschini)を新たに招集した。

 ドゥンガ監督は先日、負傷し最低でも1週間はプレーできないスペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)に所属するルイス・ファビアーノ(Luis Fabiano)に代わりアドリアーノ(Adriano)を招集していた。

 ブラジルは12日にアウェーでベネズエラ戦を、3日後の15日にはホームでコロンビア戦を控えており、両試合でカカには攻撃を牽引する役割が期待されている。

 2007年にFIFA年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)を受賞しているカカは、2007年11月に行われたウルグアイとの同予選を最後にブラジル代表ではプレーしていない。(c)AFP