【9月7日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)南米予選第7節、アルゼンチン対パラグアイ。試合は1-1の引き分けに終わった。

 アルゼンチンは、パラグアイから白星を勝ち取り南米予選の首位浮上を目指したが、苦戦を強いられた。

 スタジアムに集まったアルゼンチンサポーターは、前半13分にディフェンダーのガブリエル・エインセ(Gabriel Heinze)がゴールキーパーのロベルト・アボンダンシエリ(Roberto Abbondanzieri)と交錯してオウンゴールを犯してしまったことで、最悪のスタートを目撃することになった。

 このプレーでエインセと交錯したアボンダンシエリが右ひざを5針縫う怪我を負い、控えのファン・パブロ・カリーソ(Juan Pablo Carrizo)との交代を余儀なくされた。

 さらにアルゼンチンは、前半31分にカルロス・テベス(Carlos Tevez)が2枚目のイエローカードを受けて退場となり、状況はさらに厳しくなった。

 それでもアルゼンチンは、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)に代わり後半からピッチに登場したセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が同点ゴールを決めた。

 一方、パラグアイにとって10人のアルゼンチンとの1-1の引き分けは、南米予選首位の座を守るのに十分な結果となった。(c)AFP