【9月7日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選・グループ7、オーストリア対フランス。フランスはFIFAランク101位のオーストリアに1-3で敗れ、W杯に向け最悪のスタートを切ると同時にレイモン・ドメネク(Raymond Domenech)監督の手腕に対する疑問がさらに強まる結果となった。

06サッカーW杯で決勝に進出しているフランスは、欧州選手権2008(Euro 2008)ではグループリーグ敗退という酷い結果に終わっており、欧州予選の初戦での黒星はドメネク監督の立場をさらに弱体化させることになった。

 前半にフランスのフィリップ・メクセス(Philippe Mexes)のオウンゴールとレネ・アウフハウザー(Rene Aufhauser)のゴールで2点を先制したオーストリアは、後半にシドニー・ゴブ(Sidney Govou)に1点を返されるまで手堅く試合を進めると、後半27分にはアンドレアス・イバンシュイッツ(Andreas Ivanschitz)がペナルティーキック(PK)を決めてフランスに引導を渡した。

 これによりフランスサッカー連盟(French Football FederationFFF)は、10日にホームのスタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われるセルビア戦と、10月11日に行われるアウェーでのルーマニア戦では好ましい結果を強く期待することになった。(c)AFP