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イタリア マルチェロ・リッピ氏が代表監督復帰へ

  • 2008年06月27日 13:30 発信地:ローマ/イタリア
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ドイツのベルリン(Berlin)で行われた06サッカーW杯決勝、イタリア対フランス戦でイタリア代表チームの指揮を執るマルチェロ・リッピ氏。(2006年7月9日撮影)(c)AFP/ODD ANDERSEN

【6月27日 AFP】(記事更新)イタリアサッカー協会(Federazione Italiana Giuoco Calcio、FIGC)は26日、ロベルト・ドナドニ(Roberto Donadoni)監督の解任を発表し、新監督には06サッカーW杯でチームの指揮を執ってイタリアを優勝へと導いたマルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)氏が就任することを発表した。

 イタリアサッカー協会はサッカー欧州選手権2008(Euro 2008)でスペインにPK戦で敗れ準々決勝敗退したことを受けて会議を行い、リッピ氏の監督復帰を決めた。

 06サッカーW杯後、リッピ氏は多く寄せられていたオファーをことごとく断り、もっぱらイタリアのテレビ局、スカイ・イタリア(Sky Italia)での仕事をしながら、トスカーナの海岸沿いで充電期間を過ごしていた。

 リッピ氏就任の公式発表は7月1日となっている。

■イタリアサッカー協会、ドナドニ監督との契約を延長せず

 欧州選手権準々決勝敗退により2年間の契約更新を行わない決定を下したイタリアサッカー協会は、ジャンカルロ・アベーテ(Giancarlo Abete)会長が26日にローマでドナドニ監督に対し決定について告げたとそのホームページ上で伝えた。声明では「代表チームを率いたドナドニ監督のプロとしてのマナーと知識に対する謝意、心からの感謝をすると共に、アベーテ会長はイタリアサッカー協会の契約解除の判断についてドナドニ監督に伝えた」としている。

 発表に対し手短な返答を行ったドナドニ監督は、PK戦での準々決勝敗退での運の無さを嘆き続けている。

 代表チームが帰国後、イタリア国内のマスコミはドナドニ監督の解任の憶測を流し、アベーテ会長は監督の信任拒否の態度をはっきりと見せていた。アベーテ会長は22日に行われたスペイン戦後に「選手たちの資質については見通しは明るい。固い結束が選手間に生まれていることを嬉しく思う。しかし、全体的な力と技術は我々が期待していた水準に達していなかった」と語っていた。そして、26日にはガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙に対し「契約は切れた」とコメントしている。

 ファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)が膝を負傷し大会欠場が決定、準々決勝では中盤の鍵を握るアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)とジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)が累積警告を受けて出場停止となっていた。ドナドニ監督はストライカーの出来に心底失望しただろう。6人のフォワードは1人もゴールを決めることができず、決まった3ゴールは全てセットプレーだった。

 イタリアサッカー協会は今後、ドナドニ監督との補償報酬についての話合いを行うことになっており、約55万ユーロ(約9260万円)が支払われると見られる。

 イタリア代表は、8月20日にニース(Nice)でオーストリアと親善試合を行い、9月6日にキプロスと続いて10日にグルジアと2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選を戦うこととなっている。(c)AFP/Jeremy Inson
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