【6月18日 AFP】サッカーフランス代表のミッドフィールダー(MF)、クロード・マケレレ(Claude Makelele)は17日、サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)でのグループリーグ敗退を受けて同代表からの引退を発表した。

 0-2で敗れたイタリアとのグループリーグの最終戦で代表として通算71試合目の出場を果たした35歳のマケレレは、「すでに今回が最後の大会になると言っていた。今辞めることに何の後悔もない。いつでも完全に納得してから決断を下してきた。フランス代表のユニフォームに袖を通し全力でプレーしてきたことに100%満足しているので悔いはない。新しい世代が台頭しているが、彼らなら大丈夫だ」と語っている。

 またマケレレに加え、142試合のフランス代表最多出場記録を持つリリアン・テュラム(Lilian Thuram)も、代表からの引退を発表した。フランス代表ではその他にも、パトリック・ビエラ(Patrick Vieira)とグレゴリー・クーペ(Gregory Coupet)、さらにはフランス代表最多得点記録を45にまで伸ばしているティエリ・アンリ(Thierry Henry)も代表からの引退を考えていると思われている。(c)AFP