欧州選手権2008・グループリーグ初戦のオランダオ戦を9日に控え会見に臨むクリスティアン・パヌッチ。(2008年6月6日撮影)(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI
【6月8日 AFP】ひざを負傷し6日の練習を途中で切り上げていたイタリア代表のクリスティアン・パヌッチ(Christian Panucci)が会見を行い、9日に行われるオランダとの欧州選手権2008(Euro 2008)初戦には間に合うだろうと語った。
35歳でチーム最年長のパヌッチは、今大会では右サイドバックの有力な先発候補とされているが、6日の練習中に右ひざを痛めて重く慎重な足取りで練習場を後にしていた。
2日に足首を負傷して大会登録メンバーから外れた主将でディフェンスの要のファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)に続いてパヌッチが負傷し、イタリアのディフェンスラインは危機に陥っていたが、ASローマ(AS Roma)に所属するパヌッチは、指示があればレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するオランダのアリエン・ロッベン(Arjen Robben)を抑え込むことができると主張している。
ローマとレアル・マドリードは欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)の決勝トーナメント1回戦で3月に対戦しており、パヌッチは前回のマッチアップでロッベンに自由に動き回られたリベンジに意欲を見せている。
パヌッチは「状態は良い。昨日(6日)はひざの靱帯(じんたい)に違和感を感じたので練習を続けたくなかった。まだ少し痛みはあるがオランダ戦には出場できると思う。こんなチャンスを逃したくない。ロッベンとは再び対峙したいと心から望んでいるが、ロベルト・ドナドニ(Roberto Donadoni)監督が私をピッチに送り込んだら何が起こるか分かるだろう。ローマでは(ロッベンに)スペースを与えすぎた」と語っている。
レアル・マドリードやチェルシー(Chelsea)でプレーした経験を持つパヌッチは、同大会のイタリア代表で06サッカーW杯ドイツ大会での優勝を経験していない数少ない選手の1人である。マルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)前監督の選考から漏れたことを今でも心苦しく思っているパヌッチだが、イタリアを通算4度目の世界一に導いた監督を批判することはできないとしてその事実を受け入れている。パヌッチは「結果は彼が正しかったことを示しているのでリッピを祝福しているが、今でも戦術的な理由でなく監督のせいで外されたと考えている。世界王者になるチャンスを奪われた」と語っている。
パヌッチは2002年W杯日韓大会に出場しているが、イタリアは決勝トーナメント1回戦で韓国に敗れており、同じく出場した2004年の欧州選手権ポルトガル大会でもイタリアはグループリーグで敗退している。(c)AFP/Barnaby Chesterman
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