【4月19日 AFP】サッカーフランス代表を指揮するレイモン・ドメネク(Raymond Domenech)監督は、北京五輪が開催される8月8日から24日の間はテレビを一切見ないことで北京五輪に対する個人的な抗議を行う。

 仏ルモンド(Le Monde)紙に対してドメネク監督は「私は試合を観戦しない。フランス人は中国で起きている人権問題を恥ずべきことと考えており、北京での五輪開催を望んでいないが、五輪に反対なら試合を見なければいいんだ。8月の間はテレビの電源を切ってしまえばいい。それこそが勇気ある行動だ。誰かを非難するのではなく、他に何かできることがあるはずだ」と話し、大会ボイコットを呼びかける代わりに自身は勇気ある行動を選択したことを明らかにした。(c)AFP