【12月16日 AFP】(記事更新、写真追加)07クラブW杯(FIFA Club World Cup Japan 2007)・決勝戦、ACミラン(AC Milan、イタリア)vsボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors、アルゼンチン)。試合はミランが4-2でボカ・ジュニアーズを下し、クラブ世界一の栄冠に輝いた。

 前半21分に欧州カップ戦での歴代最多得点記録を更新したフィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)の得点で先制したミランは、1分後にショートコーナーからロドリゴ・パラシオ(Rodrigo Palacio)に決められて同点に追いつかれたが、後半5分にアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)のフリーキックにアレッサンドロ・ネスタ(Alessandro Nesta)が右足で合わせて逆転に成功すると、同16分には左サイドをドリブルで突破したカカ(Kaka)が一人で持ち込んでリードを2点に広げ、さらに26分にはインザーギが自身2得点目をマークして4点目を挙げた。

 ミランはその後ボカ・ジュニアーズにチャンスを作られたが、ロドリゴ・パラシオとマルティン・パレルモ(Martin Palermo)のシュートをGKジダ(Dida)がセーブするなど、反撃を後半40分のパブロ・レデスマ(Pablo Ledesma)の得点による1点に抑え、クラブW杯の前身インターコンチネンタル・カップ(トヨタカップ)時代も含め史上最多となる通算4度目の優勝を飾った。

 大会最優秀選手(MVP)に輝いたカカは「長い間待ち望んでいたトロフィーなので本当に満足している」と優勝の喜びを語っている。

 また、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は「獲得がとても困難なトロフィーを取ることができて神にとても感謝している。我々の長く険しい道のりが終わった。我々はこの任務を最高のスコアでフィニッシュすることができた。選手全員が勝利を信じていた。とても難しい1年だったが、決して忘れることはないだろう。数名がチームを去るだろうが、主力に変わりはないだろう。とりわけ2003年大会で敗れているボカ・ジュニアーズに借りを返しての優勝なので、このトロフィーは我々に多くの満足感をもたらす」と語っている。

 一方、敗れたボカ・ジュニアーズのミゲル・アンヘル・ルッソ(Miguel Angel Russo)監督は「接戦だった。ミランが得点を決めた後、すべてが変わった。終盤には何度かチャンスがあったが、小さなミスがスコアに大きな違いを作った。前半は五分五分だったが後半はミランのスペースを作る動きが優れていた。我々にはそれができなかった。終盤にもっと得点を奪いたかったが、今日は運がなかった」と落胆した様子で語っている。(c)AFP