【11月24日 AFP】サッカー国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は23日、南アフリカのダーバン(Durban)でスペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するカメルーン代表のサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)をモデルにデザインされた2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の公式ポスターを公開した。

 公式ポスターには、エトーがサッカーボールをヘディングする姿が描かれ、同選手の顔と首でアフリカ大陸が表現されている。

 ブラッター会長は、「まず第一に、これがアフリカ大陸を表していることを理解してもらえるし、それがアフリカ大陸で最も人気があり、良く知られた人物の顔で表現されていることも一目瞭然で伝わる。エトー選手は06サッカーW杯には出場することができなかったが、このアフリカ大陸の顔として、フットボールにおける人間の顔として彼が用いられることがより大きなな意味を持つ」と語った。

 エトーは17歳で1998年のW杯フランス大会出場を果たしたが、不屈のライオンことカメルーンは06サッカーW杯・ドイツ大会への出場は逃していた。(c)AFP