【11月17日 AFP】MLSのシカゴ・ファイアー(Chicago Fire)に今シーズン終了まで所属していたコスタリカ代表FWパウロ・ワンチョペ(Paulo Wanchope)が16日、現役引退を発表し12年に渡るキャリアの幕を閉じた。

 1994年にコスタリカでプロデビューを果たしたワンチョペは、これまでにイングランド・プレミアリーグのダービー・カウンティ(Derby County)をはじめ、ウェストハム(West Ham)、マンチェスター・シティ(Manchester City)、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のマラガ(Malaga CF)、カタールリーグのアル・ガラファ(Al-Gharrafa)、アルゼンチンリーグのロサリオ・セントラル(Rosario Central)、JリーグのFC東京(FC Tokyo)など7か国で9チームに所属し、コスタリカ代表としては75キャップで45得点を記録していた。

 現在31歳のワンチョペは「常に100パーセントの状態を見せたかったが、残念な事に最後は十分なパフォーマンスを披露することができなかったため引退という難しい決断を下した。実際、練習や試合の後は回復のため相当な努力を必要としなければならなかった」と引退理由を語り、自身の体がもはや怪我に耐えられる状態ではなくなったことを明らかにした。

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