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AFCチャンピオンズリーグ遂にクライマックスへ

  • 2007年11月06日 12:52 発信地:イスファハン/イラン
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2007年10月24日、城南一和との準決勝・第2戦をPK戦の末5-3で制し歓喜する浦和レッズの(左から)坪井慶介(Keisuke Tsuboi)、堀之内聖(Satoshi Horinouchi)、平川忠亮、鈴木啓太(Keita Suzuki)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA

【11月6日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League)決勝、セパハン(Sepahan、イラン)vs浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds、日本)の第1戦が7日に行われ、9か月に及ぶ92試合の戦いを経て大会はクライマックスを迎える。

 Jリーグ王者である浦和レッズは、日本のクラブチームとして初のアジアの頂点を目指すが、主将の山田暢久(Nobuhisa Yamada)とディフェンスの要である田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka)が怪我のため第1戦に出場できず、また左足首を手術した元フェイエノールト(Feyenoord)の小野伸二(Shinji Ono)も欠場するなど、悲願の達成には困難が待ち受けている。

 10月24日に行われた城南一和(Seongnam Ilhwa、韓国)との準決勝第2戦で右足ふくらはぎ痛めた山田は、リーグ戦で故障を悪化させ決勝の2試合に欠場することが濃厚となっており、山田と同様に城南一和戦で左足太ももを痛めた闘莉王は、軽めの調整を開始し14日に行われる第2戦に照準を絞ってイランでの第1戦は欠場するものと見られている。

 浦和レッズのホルガー・オジェック(Holger Osieck)監督は「日本の代表として決勝に臨み、チャンピオンになるためにベストを尽くす」と試合への意気込みを語っている。

 第1戦が行われるイスファハン(Esfahan)は日没後に気温が急激に下がるため、気候が試合の命運を左右する要素の一つとして挙げられており、第1戦に向けドバイで3日間の調整を行っている浦和レッズの平川忠亮(Tadaaki Hirakawa)は「コンディションを保つのは難しいかもしれない。水を口にする際は注意する必要がある」と語っている。

 浦和レッズと同じく初の決勝進出を果たし、チームの快進撃に驚きを隠さないセパハンのルカ・ボナチッチ(Luka Bonacic)監督は「正直に言うと決勝まで進めるとは思ってもいなかった。我々は良いクラブではあるが、他のクラブのように特別な選手を獲得できるような予算を持ち合わせていない。このことは重要ではないと言う監督もいるかもしれないが、FCバルセロナ(FC Barcelona)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が強いのは良い選手を揃えるだけの余裕があるからであり資金は重要だ」と語っている。

 また、決勝の2試合がどうなるか分からないにもかかわらず、ボナチッチ監督は「決勝まで辿り着いたことにとても満足しており、イランのサッカー界にとってより重要なのは、数年後に振り返ってイランのチームが決勝まで勝ち進んだという事実だ。決勝進出はクラブと街、そしてイランサッカーにとって大きな成功である」と、チームは既に偉業を達成したとの見解を示し、勝敗については「勝てるか?不可能なことは何もない」と述べ、勝利に意欲をにじませた。

 セパハンは準々決勝で川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)を降し、既に日本のチームとの対戦を経験しているボナチッチ監督は「日本の選手は中東の選手と比べて速く、彼らと対峙するのはとても難しいので、できれば日本のクラブとは戦いたくなかった」と語り、浦和レッズのスピードを警戒している様子を見せた。

 優勝チームは12月に行われる07クラブW杯(Club World Cup 2007)への出場権を獲得する。(c)AFP
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