【9月13日 AFP】サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)予選・グループE。イングランドvsロシア。試合はイングランドが3-0でロシアを降し、勝ち点を20に伸ばしてグループ2位に浮上。一方のロシアはイングランドに抜かれ3位に転落した。
イングランドは前半7分、同31分とマイケル・オーウェン(Michael Owen)が2ゴールを上げ試合を手中に収めると、後半立ち上がりにはロシアがチャンスをことごとく潰したこともあって、後半39分のDFリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)の追加点で勝負を決めた。
ロシアのフース・ヒディンク(Guus Hiddink)監督は、この試合でチームが不発に終わり0-3で敗れたことが教訓になりはしたものの、欧州選手権2008本選へ出場に向けて大きな痛手となったことを認めた。
ヒディンク監督は、「0-3はやられすぎだろう。ただ、それがこの2チームの差なのだ。こちらは前に出て積極的にプレーをしようとしたが、イングランドは非常に効果的なサッカーを展開しチャンスを有効に使っていた。後半の始めに幾つかチャンスを作ったが、こちらにはイングランドを怖がらせるようなラストパスやワンタッチが無かった。そこが違いなのだ。そこでゴールを決めていれば少しでも彼らに混乱を与えられたと思う。それがほんの少しの差だ。ロシア代表はいまだに発展途上だから、このようなゲームは経験になる。それでも、少し厳しいレッスンだったかもしれない。今夜のロシアはまだ青かった」と試合を振り返った。
またヒディンク監督は、0-1で迎えた前半19分の好機にロシアのコンスタンチン・ジリャノフ(Konstantin Zyryanov)が腕を使ってボールをコントロールしたと判定を受けたことについて、「審判が公平なジャッジを行うための映像があれば良いと思う。それにしても残念だ。あの場面ではこちらは押していたし、イングランドのディフェンスは混乱していた。あれがこの試合の鍵だった」と、惜しいチャンスを逃したことを悔やんだ。
勝ち点18でグループ3位のロシアは、この試合を終え勝ち点2差の20としたイングランドに2位の座を奪われたが、10月にはモスクワでイングランドを迎え撃つ。しかし、ヒディンク監督はそれに向けてまだ何も策を練っていないという。「10月に我々はイングランドと戦うが、彼らはクロアチアとも戦う。この予選グループは厳しく、最後の最後に本線出場チームが決まるだろう。とにかくモスクワで勝たなければならない。今日見せたいくつかのパフォーマンスをモスクワでなら自信を持って披露できる」と、最後まであきらめない姿勢を見せた。
(c)AFP
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