【7月23日 AFP】サッカー、第14回アジアカップ(Asian Cup)。21日の準々決勝でPK戦の末にオーストラリアを降した日本代表のイビチャ・オシム(Ivica Osim)監督が、25日に控えるサウジアラビアとの準決勝へ向けて選手たちに気を緩めないよう警告した。
オーストラリア戦から一夜明けた22日、練習前に主力組を集めたミーティングで同監督は「オーストラリア戦ではもっと良いプレーができたはずだ。オーストラリアには勝ったが大会はまだ終わっていない」と選手たちに気を引き締めることを促し、後半30分に高原直泰(Naohiro Takahara)への悪質なファウルでビンス・グレラ(Vince Grella)が退場処分となり、数的有利を作りながらも得点を挙げられなかったことに対して「動けない相手から得点を奪えないのはどういうことだ」と不満を露にして課題を指摘した。
練習後のインタビューに応じた中村俊輔(Shunsuke Nakamura)は、「オーストラリアに勝利しても別にメダルを獲得したわけじゃない。日本は残りの2試合に向けての準備をする必要がある。この2試合が最もタフな試合になるはずだよ」とコメントを残すと、オーストラリア戦でエースのマーク・ビドゥカ(Mark Viduka)を完璧に抑えチームの勝利に大きく貢献したDFの中澤佑二(Yuji Nakazawa)も「あまり喜び過ぎると大きい人(オシム監督)が怒るからね。残りの試合に向けて気を引き締めないと。日本に戻ってから喜ぶことにするよ」と語り、3連覇へ向けて気を引き締めた。
また、オーストラリア戦で起死回生の同点ゴールを決めた高原は「勝ったからといって選手が満足しているとは感じない。オーストラリアだけに勝つためにここに来た訳じゃないし、自分は優勝するために貪欲にゴールを狙っていくだけ」と語った。
準々決勝でウズベキスタンを2-1で降し、日本と準決勝で対戦するサウジアラビアは、アジアカップでは日本と並んで最多となる3度(1984年、1988年、1996年)の優勝を誇るが、1992年と2000年の決勝では日本が勝利を収めている。
日本の攻撃の鍵を握る中村は、サウジアラビア戦について「ロングシュートを放つだけで日本の攻撃は大きく改善できると思う。中央からロングシュートを放つスペースがあればパスを選択することもできるし、相手の守備陣を突破するために動き回ることもできる。そしてゴール前では日本の選手たちの個々の想像力を使うことも大事だね」とサウジアラビア戦での攻撃のイメージを語った。(c)AFP/Shigemi Sato
AFPBB News トップへ








ユーザー制作のスライドショーをご紹介。無料で簡単な会員登録で見られます。
拡大して見られた人気写真ランキング。会員登録で拡大写真が見られます。登録は無料で簡単。