【7月8日 AFP】サッカー、第14回アジアカップ(Asian Cup)・グループB。カタールとのグループリーグ初戦を控えるイビチャ・オシム(Ivica Osim)監督が、現地で記者会見に出席した。

 翌9日のカタール戦について同監督は「サッカーでは目の前にある試合が最も重要だ。その相手がイタリアやブラジル、カタールであっても私にとっては同じだ。相手が私たちのことを研究しているのは知っている。お互い多くの情報を持っているだろう。しかし大事なのは90分間の中でそれをどう使うかだ。試合前でも後でもない」と語り、カタール戦への抱負を述べた。

 また、対戦するカタールを指揮するのが同郷のボスニア・ヘルツェゴビナ出身であり、1990年サッカーW杯イタリア大会ではアシスタントとして同監督と共に旧ユーゴスラビアをベスト8へ導いたゼマルディン・ムソビッチ(Dzemaludin Musovic)監督であることに対しオシム監督は「私たちはプライベートでは友人だ。しかし試合では、そのことは関係ない」とコメントした。

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