【6月28日 AFP】サッカー、7月7日から29日の日程で開催される第14回アジアカップ(Asian Cup)に向けシンガポールでトレーニングキャンプを行っているオーストラリア代表は、現地で記者会見に臨んだ。

 イングランド・プレミアリーグのブラックバーン・ローバーズ(Blackburn Rovers)に所属するルーカス・ニール(Lucas Neill)とリバプール(Liverpool)に所属するハリー・キューウェル(Harry Kewell)は記者会見に出席し、オーストラリアではなく日本が優勝候補だと指摘するが、サッカルーズ(Socceroos、オーストラリア代表の愛称)も勝利に飢え切望しているとコメントした。

 06サッカーW杯のグループリーグ初戦で日本を破ったオーストラリア代表のメンバーだったニールは、「我々が一つの強いチームだということは言えるけど、優勝候補だとは言えないかもしれない。日本は明らかに本命だ。彼らはこの環境やこのレベルでの戦いが豊富だからね。我々はここに挑戦しに来てるし、違ったメンタルの持ち方で大会に臨む必要があるよ」と語り、あくまでオーストラリアはチャレンジャーの立場だということを強調した。

 続けて試合内容に関してニールは、「90分間アグレッシブに戦うのは不可能だ。たぶん我々は一試合で20分か30分間だけ、そのように戦うことができるだろう。もしボールを追うのために走ることを考えたら、ポゼッションを高めるのは重要だろう。私が思うに我慢が鍵で、試合中ボールをキープすることと、ゴールを奪う瞬間のために体力を温存することに念を入れないとね」と、暑さ対策を考慮した上でのゲームプランを明らかにした。

 また故障から復帰したキューウェルは「非常に大きな大会で、優勝するのは大変だ。素晴らしいチームがいくつかあるし、試合は難しくなるだろう。長い道のりだけど、もしこの大会で優勝できたらオーストラリアサッカー界にとって素晴らしいことだよ。厳しい試合が待ち構えているし、とにかく初戦に集中する必要がある。どのチームも優勝するために準備しているだろうけど、我々は今のところ初戦に集中して臨むようにしているよ」と大会に向けての意気込みを口にした。

 グループAを戦うタイの気候に慣れるために、シンガポールで2週間のトレーニングキャンプを行っているオーストラリアは、初戦でオマーンと、続いて第2戦でイラク、第3戦でタイと対戦する。

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