写真は、日本の駒野友一(Yuichi Komano、右)に対するノーファウルをアピールするオーストラリアのティム・カヒル(Tim Cahill、6月12日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT
【ボン/ドイツ 15日 AFP】日本が3-1で逆転負を喫した12日のオーストラリア戦で、日本にPKが与えられるべきだったと国際サッカー連盟(FIFA)が語ったことに対して、ジーコ監督(Zico)は15日、「いまさらだ」と記者団に語った。 日本が後半1-1に追い付かれた後、ペナルティーエリアでDFの駒野友一(Yuichi Komano)がオーストラリア代表のティム・カーヒル(Tim Kahill)に倒された場面について、FIFAのジーグラー(Markus Siegler)広報部長は14日の記者会見で、「あれは明らかな誤審だった。私の名にかけて、正しい判定だったとは言えない」と発言。13日までの1次リーグの全試合中、この試合は唯一、PKが与えられるべき試合だったと延べた。 これを受けて、「もしあれがPKだったら、状況は変わっていた。あの試合で起きた唯一の誤審だ。だがFIFAとしても、いまさらどうしようもないことだ」とジーコ監督。日本サッカー協会(JFA)の川淵三郎(Saburo Kawabuchi)キャプテンも、「FIFAが審判の判定について、後からこのようなコメントを出すのは前例がないことだ」としながらも、「今ごろ言われても遅い。傍目にもはっきりと分かる反則だったではないか」とFIFAに対するいら立ちをあらわにした。 オーストラリア代表は、誤審があった数分後にケーヒルが逆転ゴールを決め、ロスタイムにはアロイジ(John Aloisi)が追加点を取り、勝利した。この試合では、前半26分、中村俊輔(Shunsuke Nakamura)が先制のゴールを決めた際に、柳沢敦(Atsushi Yanagisawa)によるGKマーク・シュワルツァー(Mark Schwarzer)に対するチャージがあったのを見逃したとして、エジプト人のエッサム・アブデルファタ(Essam Abd El Fatah)主審が選手に謝罪したとオーストラリア側が発表し、物議をかもしている。 ジーコ監督はこの問題についても、「審判は断じて選手にそのようなことを言うべきではない。あってはならないことだ」と批判した。 18日、日本代表は予選リーグ突破をかけてクロアチアと対決する。写真は、日本の駒野友一(Yuichi Komano、右)に対するノーファウルをアピールするオーストラリアのティム・カヒル(Tim Cahill、6月12日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT
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