
【ライプチヒ/ドイツ 11日 AFP】06サッカーW杯・グループリーグC・初戦、セルビア・モンテネグロとオランダが対戦した。中盤からの守備が強いセルビア・モンテネグロは、オランダが左ウイングのアリエン・ロッベン(Arjen Robben)にボールを集めるところ、数人で圧力をかけボールを強奪。すかさず前線のサヴォ・ミロセビッチ(Savo Milosevic)へロングフィードを送り、オランダゴール前に迫る。左サイドを破ってクロスを上げるが、ゴール前でトップ2人が重なり合い、シュートが当たらないというパターンを繰り返す。 一方オランダは、ピッチの幅いっぱいにボールを回し、コンパクトに保ちたい守備網を無理やり広げ、空いたスペースにクサビを入れてチャンスをうかがいながら、次第にペースを自分たちのものにする。18分、オランダは自陣右サイドで奪ったボールを真っすぐフィード。それを受けたがダイレクトで、ふわりとディフェンスラインの裏へ出す。ピッチ中央にいたロッベンが、オフサイドラインぎりぎりからディフェンダーを振り切り、ドリブルシュート。キーパー、イェブリッチの右脇下を抜けたシュートがゴールを揺らした。その後、セルビア・モンテネグロはオランダにボールを持たせつつ、カウンターの機会をうかがう。早くもロッベン対策にシステムを変更し、投入したオグニェン・コロマン (Ognjen Koroman)がオランダをかき回し、後半に期待させたが、前半終了の笛が鳴る。後半開始よりペトコビッチ監督はミロシェビッチに替えて2m02cmのニコラ・ジキッチ (Nikola Zigic)をピッチへ送り込む。速いプレスをかけてボールを奪取し、長身FWの頭へぶつけ、こぼれ球を狙う。しかし、この攻撃に可能性を感じさせたのは10分まで。好調、ロッベンのドリブルとシュートが、セルビア・モンテネグロの全員で攻める意識を次第にそぎとっていった。 その後、両チームとも交代枠いっぱいに使いゲームを優位に運ぼうと、一進一退を繰り返す。オランダGK、エドウィン・ファン・デル・サル (Edwin Van Der Sar)が足を攣り、激しい中盤でのつぶしあいにいらだったオランダからFKも与えられるが、やはりセルビア・モンテネグロ攻撃陣のコンビネーションとスキルのつたなさが、彼らに同点に追いつくチャンスを奪い取ってしまった。写真は勝利を祝福するオランダのGKエドウィン・ファン・デル・サル (Edwin Van Der Sar、青いユニフォーム)、DFジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト (Giovanni Van Bronckhorsti)らオランダ代表。(c)AFP/PATRICK STOLLARZ
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