【3月17日 AFP】12-13イタリア・セリエAは16日、第29節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は2-0でボローニャ(Bologna FC)に勝利した。

 ミルコ・ブチニッチ(Mirko Vucinic)とクラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)の後半の得点で快勝した首位ユベントスが、2位との勝ち点差を暫定で12へ広げた。

 ボローニャは2013年に入ってからの敗戦は3回で、前節は敵地サンシーロ・スタジアム(San Siro Stadium)でインテル(Inter Milan)を1-0で破って一挙に順位を上げており、この試合もチケット完売の本拠地スタディオ・ダッラーラ(Stadio dall'Ara)で2週連続の金星を狙っていた。

 しかしながら代表戦による中断期間を前にしたこの試合、ユベントスは格の違いを見せて今季リーグ戦20勝目を挙げ、識者の多くは29度目のリーグ制覇は確実との見方を強めている。ユベントスは2位ナポリ(SSC Napoli)との勝ち点差を暫定で12へ広げ、一方のボローニャは2つ順位を落として12位に後退した。

 17日に本拠地でのアタランタ(Atalanta)戦を控えるナポリは、背後から勝ち点2差で迫るACミラン(AC Milan)の相手が下位に沈むパレルモ(US Citta di Palermo)と勝ち点3が望める対戦ということもあり、重圧がのしかかっている。(c)AFP