【11月30日 AFP】(記事更新)11-12イタリア・セリエAは29日、第11節延期分の1試合が行われ、ユベントス(Juventus)とナポリ(SSC Napoli)は3-3で引き分けた。
 
 ホームにここまで無敗の首位ユベントスを迎えたナポリだったが、試合開始前にエースのエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)を負傷によりで欠いた。

 ナポリは前半13分、ユベントスのアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)のエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)に対するファールでペナルティーキック(PK)を獲得すると、マレク・ハムシク(Marek Hamsik)がこれ冷静に決めた。しかし、ホイッスル前に選手がエリア内に侵入したとして、主審がやり直しを命じた2度目のシュートをハムシクがバーに当ててしまい、結局得点は生まれなかった。

 それでも前半23分、ナポリはハムシクが自ら先制点を挙げると、41分にはゴラン・パンデフ(Goran Pandev)が2点目を挙げ、前半を2-0のリードで折り返した。

 後半3分、ユベントスはアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)のアシストからアレッサンドロ・マトリ(Alessandro Matri)が1点を返したものの、ナポリはパンデフの2点目で3-1と再びリードを広げる。このまま逃げ切るかと思われた4分後、ナポリの守備陣のミスからフリーになったユベントスのマルセロ・エスティガリビア(Marcelo Estigarribia)がゴールを挙げ1点差に詰め寄ると、同34分にシモーネ・ペペ(Simone Pepe)がハーフウェイラインから一人で持ち込むと、丁寧なシュートを蹴りこみ同点とした。

 この結果、ユベントスは首位の座を守り、ナポリは6位に後退した。(c)AFP/Barnaby Chesterman