【11月1日 AFP】イタリアANSA通信は31日、29日に体調不良を訴え、そのまま2日間入院しているイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するアントニオ・カッサーノ(Antonio Cassano)が脳卒中を患ったと報じている。

 信頼できる筋からの情報としてANSA通信は、脳への血液供給量が減少した際に起き、脳細胞の機能不全につながる虚血性脳卒中にカッサーノが襲われたと伝えている。

 一方、ACミランはこの報道に対するコメントを控えているものの、一時はカッサーノの状態は回復していると発表していた。

 29日に行われたリーグ第10節のASローマ(AS Roma)戦からの帰路で、会話や体を動かすことが難しくなったとされるカッサーノは、30日の早朝にミラノ(Milan)市内の病院の神経科に搬送され、脳と心臓の検査を受けている。(c)AFP