【9月21日 AFP】11-12イタリア・セリエAは20日、第4節の試合が行われ、55年ぶりにセリエA昇格を果たしたノヴァーラ(Novara Calcio)が3-1でインテル(Inter Milan)を破り、シーズン初勝利を挙げた。

 前半38分にリッカルド・メッジョリーニ(Riccardo Meggiorini)の得点で先制したノヴァーラは、後半41分に森本貴幸(Takayuki Morimoto)が倒されて得たペナルティーキック(PK)からマルコ・リゴーニ(Marco Rigoni)が追加点を奪いリードを広げると、1点差に詰め寄られて迎えた試合終了間際には再びリゴーニの得点で突き放した。

 14日の欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)でトラブゾンスポル(Trabzonspor)に敗戦を喫するなど低迷しているインテルは、後半からジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)を投入し打開を図ったが、同44分にエステバン・カンビアッソ(Esteban Cambiasso)が記録した1得点のみに終わった。

 この結果、インテルは今シーズンの公式戦5試合未勝利となり、解任が噂されているジャン・ピエロ・ガスペリーニ(Gian Piero Gasperini)監督の立場はより危うい状況となった。(c)AFP