【9月12日 AFP】ストライキによる順延のため、11-12イタリア・セリエAのシーズン開幕戦となった第2節の試合が9日から11日にかけて各地で行われ、インテル(Inter Milan)はパレルモ(US Citta di Palermo)に3-4で敗れた。

 インテルはディエゴ・ミリート(Diego Milito)が2得点、新加入のディエゴ・フォルラン(Diego Forlan)が後半ロスタイムに移籍後初得点を記録したが、パレルモのファブリツィオ・ミッコリ(Fabrizio Miccoli)に2得点、アベル・エルナンデス(Abel Mathias Hernandez Platero)とマウリシオ・ピニジャ(Maurizio Pinilla)にそれぞれ得点を奪われ、今シーズンからインテルを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ(Gian Piero Gasperini)監督が導入する3バックの戦術に不安を残す結果となった。

 一方、新戦力5人を起用したユベントス(Juventus)は、ステファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichsteiner)とアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)が移籍後初得点を記録するなど、パルマ(Parma FC)に4-1で快勝し、新スタジアムで行われた初めての公式戦を白星で飾った。

 今夏にルイス・エンリケ(Luis Enrique)新監督を迎えたASローマ(AS Roma)は、ホームでカリアリ(Cagliari Calcio)に2-1で敗れた。

 9日に行われた試合では、昨シーズンの覇者ACミラン(AC Milan)がラツィオ(SS Lazio)と2-2で引き分けた。ラツィオの新戦力、ミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)とジブリル・シセ(Djibril Cisse)に得点を許したミランは、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)とアントニオ・カッサーノ(Antonio Cassano)のゴールで引き分けに持ち込んだ。

 10日の試合では、ナポリ(SSC Napoli)が3-1でチェゼーナ(AC Cesena)に勝利している。(c)AFP/Barnaby Chesterman