【5月22日 AFP】サッカーイタリア・セリエA、インテル(Inter Milan)に所属するクリスティアン・キヴ(Cristian Chivu)が21日、年齢と度重なる怪我を理由にルーマニア代表から引退すると発表した。

 1999年にA代表デビューを飾り、通算キャップ数75試合を誇る30歳のキヴは、代表チームとクラブチームでの試合の両方に出場することができなくなったとし、2009-10シーズンのリーグ戦で負った頭蓋骨骨折が引退を決意させたと明かした。

 ルーマニアサッカー連盟(Federatia Romana de FotbalFRF)に宛てた書簡の中でキヴは「僕のルーマニア代表としてのキャリアは終わった。年齢、怪我、ここ数年における手術によってさまざまな場面でプレーすることができなくなった。この決断によって僕の人生における大事な一場面に終止符が打たれた。振り返ると、誇りと名誉を感じる」とつづっている。

 キヴは、インテルでは国内リーグと欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)の2冠を経験し、これまでルーマニア国内の最優秀選手賞を3度受賞している。(c)AFP

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