【12月6日 AFP】09-10イタリア・セリエA第15節、ユベントス(Juventus)対インテル(Inter Milan)。試合はユベントスが2-1で首位インテルに勝利した。

 荒れ模様となった試合は、クラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)の決勝点でユベントスが勝利し、インテルの独走に待ったをかけた。

 同日の2位ACミラン(AC Milan)がサンプドリア(Sampdoria)に3-0で勝利したため、ミランとインテルの勝ち点差は4に縮まった。

 ユベントスはフェリペ・メロ(Felipe Melo)が試合終了間際に退場となり、一方インテルはジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が前半に退席処分を受けるなど、上位チーム同士の直接対決は、さまざまな出来事が起こり期待に見合う内容となった。

 ユベントスは前半20分にジエゴ・リバス(Diego Ribas)が蹴ったフリーキック(FK)の流れたボールがフェリペ・メロの太ももに当たり、先制点を奪った。インテルのモウリーニョ監督はこのFKが与えられたプレーがアレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero)のダイブ(審判を欺く行為)だと抗議して退席処分を受けた。

 インテルは同26分にデヤン・スタンコビッチ(Dejan Stankovic)のクロスにサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)が頭で合わせて同点としたが、後半13分にシュートをゴールキーパー(GK)ジュリオ・セザール(Julio Cesar)がはじいたボールをマルキジオに得点されて勝ち越された。

 ユベントスは同42分にフェリペ・メロが2枚目のイエローカードを受けて退場となった。(c)AFP/Barnaby Chesterman

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