【7月23日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するサミュエル・エトー(Samuel Eto'o)が、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)への移籍に合意したと23日、エトーの代理人が明らかにした。

 代理人のホセ・マリア・メサレス(Jose Maria Mesalles)氏は、インテル側代表と2時間におよぶ協議を終え、待ち構えていた報道陣に移籍合意を発表した。

 インテルの移籍交渉を担当するマルコ・ブランカ(Marco Branca)氏も後にこれを認めた。メサレス氏によると、唯一バルセロナとのロイヤリティ料契約の問題を残すだけという。

 エトーは次週27日か28日にミラノ(Milan)入りし、契約書にサインする予定だ。

 インテルとバルセロナは、インテルがズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)をバルセロナに放出する見返りに、バルセロナからエトーと、期限付きでアレクサンデル・フレブ(Alexander Hleb)がインテルに移籍するトレード契約に合意していた。メサレス氏はインテル側と3日間にわたり交渉を行っていた。

 イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)は、エトーは年俸1000万~1050万ユーロ(約13億5000万~14億1500万円)の5年間契約に合意したと伝えた。(c)AFP