【7月29日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)は28日、ガーナ代表ミッドフィールダーのサリー・ムンタリ(Sulley Muntari)の獲得を発表した。

 イングランド・プレミアリーグのポーツマス(Portsmouth FC)から加入したムンタリの移籍金は、1400万ユーロ(約24億円)と見込まれている。ムンタリはポーツマスへ移籍する前はイタリア・セリエAのウディネーゼ(Udinese)に5シーズン所属していた。

 ムンタリの獲得は、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)新監督のインテルにとって、同リーグのASローマ(AS Roma)に所属していたアレッサンドロ・マンチーニ(Alessandro Mancini)の獲得に続く大型補強となった。

 23歳のムンタリは、1シーズンをポーツマスで過ごしイタリアへと戻ることになった。

 ムンタリは、モウリーニョ監督と共に戦えることを楽しみにしていることを明らかにした。ムンタリは、「モウリーニョ監督のチームと1度対戦し、彼らがどのようなプレーをするのかを知った。0-1だったが、チェルシー(Chelsea)は素晴らしいプレーを見せた。そういう訳で彼と共に戦うことができ嬉しく思う。プレミアリーグのフットボールはイタリアとは異なる。選手としても人間としても成長した。ウディネーゼに居たときはとても若く、状況を打破できずに多くの警告を受けた。しかし私はばかではない。今では成長し、ピッチ上で事態を打開できる。監督が問題を抱えることはないだろう」と語っている。(c)AFP