【6月4日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)新監督は3日、自身を「特別な存在」と表現した2004年のイングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)の監督就任時とは異なり、チームが特別な存在であると主張した。

 2日に監督就任が発表されて以来初めてとなる記者会見に臨んだモウリーニョ監督は、流暢なイタリア語で「私はジョゼ・モウリーニョにほかならない。特別なのはインテルだ。自分のことは良い監督だと思っているが、特別な存在でありたくはない。私は私だ。仕事に注ぐ情熱は同じであり何も変えることはない。イタリアのビッグクラブで監督ができることは、とても喜ばしいことだと思っていた。マッシモ・モラッティ(Massimo Moratti)会長とテクニカルディレクターのマルコ・ブランカ(Marco Branca)氏には感謝している」と語った。

 モウリーニョ監督は、2007-08シーズンのリーグ優勝を飾ったにもかかわらず5月29日に解任されたロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)前監督の後任としてインテルの新監督に就任した。(c)AFP