【7月10日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するマウロ・カモラネージ(Mauro Camoranesi)は、ユベントスと契約延長に合意することが間近であることを代理人を務るセルジオ・フォルトゥナート(Sergio Fortunato)氏が9日に明らかにした。 

 ユベントスのゼネラル・ディレクターのジャン・クロード・ブラン(Jean-Claude Blanc)氏との会談を終えたフォルトゥナート氏は「カモラネージはかねてより過去数年のユベントスでの活躍をもっと評価されるべきと考えてきており、ようやくそれが認められた。カモラネージはバカンス先のアルゼンチンから戻ってきたばかりで、今夜夕食を共にするつもりなので、全てが上手くいけば10日の朝にも契約にサインするつもりだ。ユベントスは素晴らしいクラブで、カモラネージはチームに残る事が出来て幸せだ」と話した。

 報道によれば、2002年にユベントスに加入したカモラネージは、まもなく条件面で上積みされた2010年までの新しい契約書にサインする見込みで、もし契約が予定通りに進めば、カモラネージはチームで契約を延長した3人目の主要選手となる。

 ユベントスは、ダビド・トレゼゲ(David Trezeguet)や06サッカーW杯の優勝メンバーのジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)と契約をそれぞれ延長している。しかし依然としてはっきりしないのは2008年で契約が切れるチェコのパベル・ネドベド(Pavel Nedved)だ。ネドベドは現役引退を仄めかしたばかりで「9日のブラン氏との交渉には少しだけ失望している。彼らは毎回代わり映えのない契約を提示してくるだけ」と語っていた。(c)AFP