写真は、後半4分に自身この日2得点目を決めてチームメイトのアレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero、右)から祝福を受けるユベントスのジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)。(c)AFP/VINCENZO PINTO
【アレッツォ/イタリア 19日 AFP】サッカー、イタリア・セリエB・第39節、アレッツォ(Arezzo)vsユベントス(Juventus)。試合はユベントスが5-1で快勝し、残り3節を残して3位ナポリ(Napoli)との勝ち点差を10に広げたユベントスはリーグ2位以内を確保し、八百長疑惑による降格後1シーズンでのセリエA返り咲きを果たした。
八百長疑惑により05-06及び04-05シーズンに獲得したスクデット(リーグタイトル)を剥奪され、セリエBに降格し勝点マイナス9で06-07シーズンの開幕を迎えたユベントスは、アレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero)とジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)が2得点を挙げるなど大量5点を奪いアレッツォの反撃を1点に抑えて勝利し、シーズン27勝目を挙げて勝ち点を82に伸ばしセリエAへの昇格を決めた。
セリエBに降格したことにより06-07シーズン開幕を前に指揮官のファビオ・カペッロ(Fabio Capello)前監督を始めリリアン・テュラム(Lilian Thuram)、ジャンルカ・ザンブロッタ(Gianluca Zambrotta)、パトリック・ビエラ(Patrick Vieira)、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)、ファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)ら多くの主力がチームを去ったユベントスは、新監督に就任したディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督の指揮の下チームに残留したデル・ピエロ、ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)、パベル・ネドベド(Pavel Nedved)、ダビド・トレゼゲ(David Trezeguet)らがラファエレ・パラディーノ(Raffaele Palladino)、フェデリコ・バルツァレッティ(Federico Balzaretti)、マルコ・マルキオンニ(Marco Marchionni)ら若手選手を牽引し終始安定したパフォーマンスで周囲を圧倒。自力に勝るユベントスは勝ち点マイナス9ポイントの減点をものともせず順調に勝ち点を積み重ね、残り3節を残して早々とセリエAへの復帰を決めた。
一連の八百長疑惑は、ユベントスのルチアーノ・モッジ(Luciano Moggi)前GMが、イタリアサッカー協会(FIGC)の役員で審判を割り振る権限を持っていたピエルルイジ・パイレット(Pierluigi Pairetto)氏に自らの意向を反映させる審判の起用を強要する内容の電話での会話が流出したことにより発覚。不正に関わったACミラン(AC Milan)、フィオレンティーナ(Fiorentina)、ラツィオ(SS Lazio)、レッジーナ(Reggina Calcio)らは勝ち点を剥奪され、モッジ前GMとアントニオ・ジラウド(Antonio Giraudo)元取締役が不正の中心となっていたユベントスにはセリエB降格を含む最も重い処分が下されるなど、一大スキャンダルとして大きな注目を集め、先日もユベントスの元役員マウリツィオ・カポビアンコ(Maurizio Capobianco)氏が、クラブがFIGCの役員や審判に高額の贈り物をしていた事実を暴露するなど、事件は未だに収束する気配を見せていない。
写真は、自身この日2得点目を挙げ歓喜するキエッリーニ。(c)AFP/VINCENZO PINTO
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