【9月21日 AFP】(一部訂正)ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)に所属するケヴィン・プリンス・ボアテング(Kevin Prince Boateng)は、弟ジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)との兄弟対決となるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦を21日に控え、試合に私情は持ち込まないと約束している。

 リーグ戦でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に次ぐ2位につけるバイエルンは、開幕直後につまずきながらも、その後は公式戦4連勝を飾っているシャルケと敵地ヴェルティンス・アレーナ(Veltins Arena)で対戦する。

 イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)から8月に加入したガーナ代表のケヴィン・プリンスは、シャルケの攻撃陣に力強さを加え、チームの9位浮上に貢献している。

 現在26歳のケヴィン・プリンスは、1-0で勝利した14日のマインツ05(Mainz 05)戦では決勝点を挙げ、ステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest)と対戦した18日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)では、チーム2得点目を決めて3-0の勝利に導いた。

 連勝を伸ばしたいシャルケにとって、欧州王者バイエルンとの対戦は厳しい戦いが予想されるが、ボアテング兄弟の対決は火花散る戦いが期待される。

 ベルリン(Berlin)生まれのケヴィン・プリンスは、「ジェロームは僕の弟だけど、試合に私情を持ち込むつもりはない」とコメントした。