【7月28日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke 04)は27日、カタールリーグのアル・サード(Al-Sadd)と親善試合を行い、9-0で大勝した。

 アル・サードのラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)は、かつて所属したシャルケのファンに別れを告げた。

 シャルケで2シーズンを過ごした後、カタールへ移った36歳のラウルは、「僕にとっては誇りだ。シャルケは僕のホーム。青と白は永遠だ」とファンに語りかけた。

 ラウルはこの試合、両チームの選手として出場し、後半41分には、ラウルの息子がピッチ脇で父親の背番号の表示されたプレートを掲げ、交代を知らせた。

 2010年にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からシャルケへ移籍したラウルは、在籍期間中にドイツカップ2010-11(German Cup 2010-11)とドイツ・スーパーカップ2011(DFB Super Cup 2011)でタイトルを獲得した。

 レアル・マドリード時代には、クラブ歴代最多となるリーグ戦通算228得点を記録し、6度のリーグ優勝、3度のサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に貢献した。(c)AFP