【3月31日 AFP】11-12ドイツ・ブンデスリーガ1部は30日、第28節の1試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は4-4でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)と引き分けた。

 終了までの15分間で主導権が二転三転した息を呑む試合は、シュツットガルトが後半ロスタイムにクリスティアン・ゲントナー(Christian Gentner)が同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。

 前半33分に香川真司(Shinji Kagawa)のリーグ戦ここ3試合で4得点目となるゴールでドルトムントが先制した際には、劇的な展開の兆候もなかった。

 後半4分に追加点を許したシュツットガルトだったが突如として息を吹き返し、同26分からの8分間で3点を立て続けに取り逆転に成功した。

 同37分にドルトムントはマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が同点とすると、その5分後には途中出場のイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)が逆転ゴールを挙げ、再びリードを奪ったものの、ロスタイムが2分経過したところでシュツットガルトのゲントナーが劇的な同点弾を沈めた。

 ドルトムントは壮絶な結果に終わったものの、リーグ戦での無敗記録を22に伸ばしている。(c)AFP