【5月15日 AFP】10-11ドイツ・ブンデスリーガ1部は14日、最終第34節の試合が行われ、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)は3-1で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)を下し、降格を免れた。

 ホッフェンハイムのロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino Barbosa de Oliveira)に先制点を許したボルフスブルクは、マリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)の2得点と、グラフィテ(Grafite)のゴールで逆転勝利を収め、残留が決まる15位に順位を上げた。

 王者ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に1-3で敗れたフランクフルト(Eintracht Frankfurt)が17位となり、最下位のザンクトパウリ(FC St . Pauli)と共に自動降格で、11-12シーズンを2部で戦うこととなった。優勝したドルトムントは、この試合後にマイスターシャーレ(優勝皿)を手にし、喜びに湧いた。

 また、ハンブルガーSV(Hamburger SV)と1-1で引き分けたボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)は、16位でシーズンを終え、来季の1部残留をかけてプレーオフを戦うこととなった。

 バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)を2-1で下し、3位でリーグ戦を終えて、欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)プレーオフの出場権を手にした。岡崎慎司(Okazaki Shinji)のゴールで先制を許したバイエルン・ミュンヘンだったが、マリオ・ゴメス(Mario Gomez)がリーグ戦28ゴール目となる得点を決め、同点に追いつくと、バスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)が逆転ゴールを決めた。ゴメスは、リーグ得点王を獲得している。(c)AFP/Ryland James