【4月11日 AFP】サッカー、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は10日、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督の解任を発表した。バイエルンは9日に行われた第29節を終えた時点で、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権獲得の圏外となる4位に留まっている。

 バイエルンの上層部は、チャンピオンズリーグの出場権を逃さないために決定を下した。

 ファン・ハール監督は9日に行われたニュルンベルク(1. FC Nuremberg)戦を1-1のドローで終えた後、解任を伝えられた。この試合の結果、チームは順位をリーグ4位に下げている。同リーグでチャンピオンズリーグの本選に確実に出場するためには、2位以内に入らなければならないが、今シーズンも残すところ5試合となっている。

 ファン・ハールの下でアシスタントコーチを務めていたアンドリース・ヨンカー(Andries Jonker)氏が暫定監督を務め、ヘルマン・ゲルラント(Hermann Gerland)氏がそのアシスタントを務める。

 2011-12シーズンのバイエルンの監督には、ユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)氏が就任することがすでに発表されている。(c)AFP