【3月6日 AFP】10-11ドイツ・ブンデスリーガ1部は5日、第25節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、ハノーバー96(Hannover 96)に3-1で敗れた。この敗戦で、バイエルンのルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督の立場が危ういものとなっている。

 国内カップ戦を含めると3連敗となったバイエルンは、首位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と勝ち点19差、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)本大会出場権獲得圏内である2位のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)とは同7差で、順位は4位となっている。

 ファン・ハール監督はハノーバー戦を前に、敗戦は進退に影響を与えると語っていたものの、試合後に自身の今後について問われると「その質問に答える立場には無い」と語るにとどまった。また、バイエルンのカール・ ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)会長は「今季の最も悪い時期」としながらも、慌てて解任することは無いと述べた。

 2位のレバークーゼンはVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に3-0で快勝、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は1-0でシャルケを下した。(c)AFP/Richard Carter