【11月23日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は23日、前日22日に行われた第14節、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)戦で4-1と退廃を喫したことを受けて、アルミン・フェー(Armin Veh)監督の解任を発表した。

 また、後任にはアシスタントコーチのマルクス・バベル(Markus Babbel)氏が引き継ぐことも発表された。

 2006年2月に同クラブの監督に就任したフェー監督は、2006-07シーズンにリーグ制覇へと導いた。しかし、この成功を継続することができず、2007-08シーズンにはリーグ6位に終わった。

 クラブのウェブサイト上でエルウィン・シュタウト会長は、「フットボールにおいて素晴らしい時間もあるが、厳しい時間もある。昨晩、アルミン・フェー監督と話し合いを行ったのち、我々は変化が必要であると決定に至った」と語った。

 また「アルミン・フェー監督とアシスタントコーチのアルフォンス・ヒーグル(Alfons Higl)氏は解任となった。これは難しい決定だった、3年以上にわたってクラブのために尽くしてきてくれたことに我々は感謝する」と付け加えた。

 さらに、サッカー欧州選手権1996(Euro 1996)でドイツ代表の優勝に貢献した元同代表ディフェンダー(DF)だったマルクス・バベル氏とトレーナーのRainer Widmayer氏を共同監督に昇格させることを明かし、「我々は彼らがクラブに再び成功をもたらすことを望む」と明かした。(c)AFP