【3月12日 AFP】2007-08シーズン終了後に現役引退を表明しているサッカー元ドイツ代表のゴールキーパー(以下GK)、オリバー・カーン(Oliver Kahn)の引退記念試合、ドイツ代表対バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が同9月2日にアリアンツ・アリーナ(Allianz-Arena)で開催されることが現地11日に発表された。

 ドイツサッカー連盟(DFB)のテオ・ツバンツィガー(Theo Zwanziger)会長は「オリバー・カーンは傑出したスポーツ選手であり驚くべき人物だ。2002年W杯日韓大会での大会MVPが彼の最も偉大な功績の一つであり、また06サッカーW杯ドイツ大会でも困難な状況を切り抜けた」と語っている。

 1994年からバイエルンでプレーし、GKとしてのリーグ最多出場記録を更新するなど数々の記録を樹立しているカーンは、ドイツ代表では1995年の6月23日に行われたスイス戦でデビューを飾った。

 06サッカーW杯では正GKの座をイェンス・レーマン(Jens Lehmann)に譲ったが、カーンは3-1で勝利を収めたポルトガルのと3位決定戦に出場し、代表86キャップ目を記録している。

 また、バイエルンでカーンは2000-01シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)での優勝をはじめ、7度のリーグ優勝と5度のドイツカップ(German Cup)制覇を果たしている。(c)AFP