【3月5日 AFP】(記事更新、写真追加)11-12フランス・リーグ1は4日、第26節の試合が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)は4-1でアジャクシオ(Ajaccio AC)を下し、首位に返り咲いた。

 ハビエル・パストレ(Javier Pastore)、ジェレミ・メネス(Jeremy Menez)、ギヨーム・オアロ(Guillaume Hoarau)、ネネ(Nene)がゴールを記録したパリ・サンジェルマンは、3日の試合でディジョン(Dijon FCO)と1-1で引き分けたモンペリエ(Montpellier HSC)から、優勝争いの主導権を取り戻した。

 今シーズンのリーグ戦12試合を残して首位に立ったカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督率いるパリ・サンジェルマンは、最近15試合で無敗を誇っているものの、2位モンペリエとは勝ち点差は1となっている。

 同日行われた試合では、レンヌ(Stade Rennes FC)が2-0でロリアン(FC Lorient)に勝利し、サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)、トゥールーズ(Toulouse FC)を抜いて4位に浮上している。また、カーン(Caen)とスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)が0-0で引き分けた。

■モンペリエが首位陥落、リヨンとマルセイユは敗戦

 3日に行われた試合では、現在3位につけるリール(Lille OSC)が、エデン・アザール(Eden Hazard)の活躍で2点のリードを奪いながらも、終盤の10分間で同点に追いつかれ、19位に低迷するオセール(AJ Auxerre)と2-2で引き分けた。

 前節に首位に立ったモンペリエは、途中出場のジョナタン・ティンアン(Jonathan Tinhan)が後半43分にゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込み、2012年初黒星を免れたものの、首位の座を守ることはできなかった。

 オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は本拠地スタッド・ヴェロ ドローム(Stade Velodrome)でトゥールーズに0-1で敗れ2連敗を喫し、8位に後退した。サンテティエンヌはホームでエヴィアン・トノン・ガイヤールFC(Evian Thonon Gaillard FC)に0-2で敗れている。

 オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は0-2でナンシー(AS Nancy)に0-2で敗れ、欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)出場権を争う3位リールとの差は勝ち点7に広がった。(c)AFP/Tom Williams