【2月2日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は1日、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)から獲得したティアゴ・モッタ(Thiago Motta)の入団会見を行った。

 ブラジルで出生したものの、イタリア代表として活躍する29歳のモッタは、移籍金1000万ユーロ(約10億円)でPSGと3年半の契約を結んだ。

 本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes Stadium)で行われた会見でモッタは、「新たな機会にやる気は十分ある。ライー(Rai Souza Vieira de Oliveira)にレオナルド(Leonardo Nascimento de Araujo)、ロナウジーニョ(Ronaldinho)。偉大な選手が所属したことのあるチームでプレーすることは昔から憧れていた。大きな意欲も野心もある。新しいリーグで戦うが楽しみだ」と語った。

 モッタはPSGで、かつてU-21ブラジル代表で共にプレーしたアレックス(Alex)やシェレール・マクスウェル(Sherrer Maxwell)、ネネ(Nene)らと再びチームメイトになる。

 「昔プレーしていた選手と再会できるのは嬉しい。この機会は偶然ではない。他にもブラジル人選手がいることでチームに溶け込みやすい」とコメントし、1日に参加した新天地での初練習については、「うまくいったし、満足している。僕は新しい場所を探求することや、変化が好きなんだ」と話した。

 PSGのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏は1月31日付けのフランスのレキップ(L'Equipe)紙に対し、、「彼のエレガントさと多大な経験はPSGの将来に役立つ。インテルにいるより給与は安いのに移籍に納得してくれたことは心強い」とコメントし、モッタ獲得は移籍市場終盤の出来事で予想外だったことも明かしている。(c)AFP