【7月28日 AFP】(一部訂正)フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は27日、元スペイン代表フォワード(FW)のフェルナンド・モリエンテス(Fernando Morientes)が移籍に基本合意したと発表した。同選手は、マルセイユでディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督と再会することとなった。

 ASモナコ(AS Monaco)が欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で決勝に進出した2003-04シーズンにモリエンテスは、デシャン監督の下でプレーしていた。

 デシャン監督は27日、「フェルナンドはフィジカルで若さを保っている。40試合にフル出場することはないだろうが、準備をしておいてもらいたい」と語っている。

 さらにデシャン監督は「フランスでは30歳を過ぎた選手に対して偏見があることを知っているが、フェルナンドは衰えていない。フィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)やアレッサンドロ・デルピエロ(Alessandro Del Piero)の活躍を見て下さい」と語り、モリエンテスの年齢(33歳)が全盛期を過ぎているという意見を一蹴した。

 モリエンテスの契約期間は2年と見られている。さらに契約には1年間の契約延長オプションがつくとされている。(c)AFP