【3月16日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2010-11(UEFA Champions League 2010-11)決勝トーナメント1回戦、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)対インテル(Inter Milan)第2戦。試合は前年覇者のインテルが3-2で劇的な勝利を挙げ、2試合合計スコアを3-3とし、アウェイゴール差で準々決勝進出を決めた。

 バイエルンは、第1戦で苦心の末に得た1得点でリードをしていたが、前半4分にインテルのサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)が先制点を挙げ、2試合合計スコアで追いつかれた。

 しかし、同21分にバイエルンはアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が放ったシュートをGKジュリオ・セザール(Julio Cesar)がファンブルしたところにマリオ・ゴメス(Mario Gomez)が詰めてこの試合のスコアを同点とすると、その10分後にはロッベンからのパスを受けたトーマス・ミュラー(Thomas Muller)がゴールを決め、2-1とした。

 迎えた後半18分、インテルはエトーからのパスを受けたウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)がペナルティーエリアのやや外からシュートを放ちバイエルンのゴールネットを揺らしてこの日のスコアを同点すると、同43分には再びエトーからのボールを受けたゴラン・パンデフ(Goran Pandev)が逆転ゴールを決め、インテルは5月28日に行われる決勝戦へ向け、一歩前進した。(c)AFP/Ryland James