【6月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)が22日、欧州サッカー連盟(UEFA)の規律委員会から下されたディディエ・ドログバ(Didier Drogba)とジョゼ・ボジングワ(Jose Bosingwa)の処分を上訴した。

 チェルシーは当初、両選手に対する処分を受け入れると発表していた。しかし、ドログバにUEFA主催クラブ大会6試合の出場停止処分(2試合の執行猶予付き)、ボジングワに同4試合の出場停止処分(1試合の執行猶予付き)が17日に下されたことを受け、チェルシーは上訴することを決めた。

 チェルシーには10万ユーロ(1300万円)の罰金も科せられていた。

 2009年5月6日にチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)との欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)準決勝第2戦を引き分けで終え、2試合合計1-1となったがアウェーゴール規定によりチェルシーの敗退が決まった際、ドログバはトム・ヘニンク・エブレベ(Tom Henning Ovredo)主審を侮辱、ボジングワも試合後のインタビューで同主審を侮辱する発言をしていたとして処分されていた。(c)AFP